日本のみならず、世界的にも高い人気を誇っている『鬼滅の刃』ですが、謎に包まれているキャラクターがいます。
『鬼滅の刃』の主人公・竈炭治郎の師匠である「鱗滝左近次」ですが、常に天狗のお面を付けていて、本編で素顔が明かされることはありませんでした。
しかし、「鱗滝左近次」の素顔は公開されていると言われていますが、本当なのでしょうか。
そこで今回は、『鬼滅の刃』に搭乗する「鱗滝左近次」の素顔は公開されているのか、お面を付けている理由などを紹介していきたいと思います。
「鱗滝左近次」の素顔は公開されている?
「鱗滝左近次」の素顔は『鬼滅の刃』の前身となった『鬼殺の流(きさつのながれ)
』という作品で公開されていました。『鬼滅の流』で「鱗滝左近次」の元になったキャラクターは「半田左近次(はんだ さこんじ)」といい、『鬼滅の刃』と同じように、主人公の師匠です。
「半田左近次」は険しくも、優しさのある顔をしており、ファンの間では「カッコイイ」と言われています。
『鬼殺の流』は『鬼滅の刃』公式ファンブックの第一弾に掲載されているので、気になる人はチェックしてみましょう!
「鱗滝左近次」がお面を付けている理由とは
『鬼滅の刃』の主人公・竈炭治郎の師匠という重要なポジションにいた「鱗滝左近次」ですが、なぜお面を付けていて、素顔が明かされることがなかったのでしょうか。
『鬼滅の刃』23巻の追加されたページには、「鱗滝左近次」がお面を外し、口元だけが見えるというシーンがありましたが、本編では出てくることはありませんでした。では、なぜ「鱗滝左近次」が天狗のお面を付けていたのかを考えていきたいと思います。
イメージを守るため?
「鱗滝左近次」といえば、ミステリアスかつ厳しい人だという印象があると思います。しかし、書き足されたページでは少し笑っていて、優しそうな人物だと伝わってくるように描かれていました。
そのため、弟子である竈炭治郎や読者に対して、厳しい師匠というイメージを守るために天狗のお面を付けていたのではないでしょうか。
『鬼滅の刃』は最終話で現代編に突入し、「鱗滝左近次」の子孫と思われる人物が描かれていましたが、そこでも素顔は明かされませんでした。
優しい顔をしているから?
「鱗滝左近次」が天狗のお面をずっと付けている理由は、アニメ『鬼滅の刃』第3話の次回予告「大正コソコソ噂話」で明かされていました。
天狗のお面を「鱗滝左近次」がずっと付けているのは、顔がとても優しい顔をしていて、そのことを鬼に馬鹿にされたからだそうです。「鱗滝左近次」は手鬼と戦った江戸時代の時には、既に天狗のお面を付けていたので、それ以前に鬼に馬鹿にされた可能性が高いですね。
『鬼滅の刃』に出てくる鬼たちは鬼殺隊の隊員を見た目で判断することもあったので、「鱗滝左近次」が弱そうに見えたのかもしれません。
「鱗滝左近次」ってどんな人物?
「鱗滝左近次」の年齢は明らかになっていませんが、幕末の頃から既に鬼殺隊の隊士として活動しており、47年前に鬼を倒していることから60歳を越えているのではないかと言われています。
「鱗滝左近次」は主人公・竈炭治郎と水柱・富岡義勇の師匠にあたり、鬼殺隊の隊士の育成を行う「育手」の1人であり、現役時代には柱に選ばれるほどの実力を持った人物です。
口数はそれ程多くなく、厳しい人物だがとても優しい人物で、「鱗滝左近次」は竈炭治郎と同じように嗅覚が優れていて、相手の感情などを匂いから理解することができます。
まとめ
今回は大人気アニメ『鬼滅の刃』に登場する主人公・竈炭治郎の師匠である「鱗滝左近次」の素顔は公開されているのか、なぜ隠しているのかなどについて紹介してきました。
「鱗滝左近次」の素顔は本編などで明かされることはありませんでしたが、『鬼滅の刃』の元となった『鬼殺の流』で「半田左近次」というキャラクターとして登場し、顔が公開されています。
「鱗滝左近次」がお面をずっと付けているのは優しい顔をしていて、それを鬼たちにからかわれたからだそうです。