ロールパンナちゃんの素顔は?メロンパンナとの関係や悪くなる理由も調査!

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ロールパンナちゃんの素顔は?メロンパンナとの関係や悪くなる理由も調査!

国民的人気アニメ『それいけ!アンパンマン』に登場する、心に闇を抱えたキャラクター「ロールパンナちゃん」。その複雑な設定や切ないエピソードに心を打たれるファンも多いのではないでしょうか。この記事では、ロールパンナちゃんの素顔や妹・メロンパンナちゃんとの関係性、さらにはなぜ悪の心を持ってしまったのかについて、エピソードを交えながら徹底解説していきます。

目次

ロールパンナちゃんってどんなキャラ?

ロールパンナちゃんは、アンパンマンの作者やなせたかし先生によって生み出されたキャラクターで、メロンパンナちゃんのお姉さんです。初登場は1994年のTVシリーズ第312話「メロンパンナとロールパンナ」。

やさしく美しいロールパンを模した顔を持ち、冷静でしっかり者。ただし彼女は「善」と「悪」の2つの心を持っているという、シリーズでも異質な存在です。

ロールパンナちゃんの素顔とは?

ロールパンナちゃんの素顔は、「まごころ草」で作られたやさしい心の持ち主です。メロンパンナちゃんの「優しいお姉さんがほしい」という願いを叶えるために、ロールパンナちゃんはジャムおじさんがまごころ草を使って生み出しました。まごころ草で作られたのに、なぜロールパンナちゃんには「悪」も存在するのでしょうか?

善と悪の混在

ジャムおじさんがロールパンナちゃんを作る過程で、バイキンマンが「バイキン草」を混入。その結果、ロールパンナちゃんの心には「やさしさ」と「悪」の両方が存在するようになってしまいました。この設定がロールパンナの複雑な人格を形づくっていると言えます。

ロールパンナちゃんとメロンパンナちゃんの関係

ロールパンナちゃんとメロンパンナちゃんは「姉妹」という関係。しかし、生まれたのは実はメロンパンナちゃんよりも後なんです。ジャムおじさんは当初、「メロンパンナちゃんの友達」とする予定でしたが、メロンパンナちゃんが心からお姉さんを慕っており、ロールパンナちゃんもまたその気持ちに応えたいと願っています。

愛しさと葛藤の狭間

ロールパンナちゃんはメロンパンナちゃんのことを大切に思っていますが、悪の心が表に出ると、自分自身で彼女を傷つけてしまう危険があります。そのため、「近づいてはいけない」「一緒にはいられない」という苦しみを抱えています。

印象的なセリフ

「いつか、きっといつか、一緒に暮らせる」このセリフは『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』の中で、メロンパンナちゃんに向けて語られるアンパンマンファンの間でもよく知られているセリフです。普段のロールパンナちゃんは、パン工場ではなくくらやみ谷などでひとり過ごしていますが、本当は大切な妹と一緒に暮らしたいと願っているんです。

自分に課せられた運命のせいで、愛しい妹とそばにいられない…それでも希望だけは捨てない。そんな彼女の本音が垣間見える、心に残る一言ですよね。このようなロールパンナちゃんの「やさしさ」と「悪」の葛藤は、登場エピソードの多くに描かれています。

なぜロールパンナちゃんは「悪くなる」のか?

ロールパンナちゃんが悪くなる理由は明確で、「バイキン草による悪の心」が原因です。この心が刺激されると、やさしいロールパンナちゃんが突然攻撃的になり、敵味方関係なく暴走してしまいます。

悪のロールパンナちゃんの特徴

以下に悪のロールパンナちゃんの特徴をまとめました。

  • 目が鋭くなり、表情が険しくなる

  • 言動が冷酷になる

  • アンパンマンたちにも容赦なく攻撃

一方で、心のどこかで「悪くなりたくない」ともがいている様子が描かれることも多く、その姿が多くの視聴者の心に刺さっています。

ロールパンナちゃんの主な登場エピソード

いくつかの代表的なエピソードをご紹介します。ロールパンナちゃんの内面や関係性が深く描かれているものばかりです。

第300話「ロールパンナの秘密」

バイキン草に操られ悪の心に染まったロールパンナは、ばいきんまんの命令でアンパンマンを倒し去ってしまいます。姉を待ち望んでいたメロンパンナは探しに出かけ、水晶の谷で再び戦いが始まりますが、妹を守ったことでまごころ草が輝き、ロールパンナは優しい心を取り戻します。

第339話「アンパンマンとこおりのしろ」

ばいきんまんに操られ、アンパンマンたちの前に立ちはだかるロールパンナ。氷の城で再び戦う中、妹メロンパンナの姿を見て正気を取り戻します。氷の女王の脅威から妹を守り、アンパンマンの復活を助けますが、最後はそっと仲間の輪を離れ、一人去っていくのでした。

第378話A「ロールパンナのふたつのこころ」

バイキン草のエキスを再び注ぎ込まれたことで、ロールパンナの中の悪の心はさらに支配力を増していきます。アンパンマンを打ち倒し、もはやメロンパンナの必死の呼びかけさえも届かなくなってしまいます。

映画「それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ☆」

ロールパンナが重要な役回りとして登場。汚れた空気をきれいにする「うきぐも城」に迷い込んだロールパンナが、城のローラ姫と協力して機械を修理しようとする物語です。ばいきんまんの妨害でロールパンナがブラックロールパンナに変身する危機に陥りますが、アンパンマンたちの活躍で機械は直り、恵みの雨で世界は元通りになります。

ロールパンナちゃんの人気の理由

なぜこれほどまでにロールパンナちゃんは人気があるのでしょうか?その理由をまとめてみましょう。

二面性と葛藤が深い

アンパンマンのキャラの中では珍しく、単純な「いい子」でも「悪者」でもない。自分の中の心と常に戦っている姿が、多くの人の共感を呼びます。

メロンパンナとの姉妹愛が切ない

「近づきたいのに近づけない」愛情のもどかしさ。それでも愛し合う姉妹の絆に、子どもだけでなく大人も感動します。

戦闘力が高い

ロールパンナちゃんは非常に強く、バイキンマンすら圧倒することも。強さと優しさのギャップが魅力です。

SNSでも話題に!大人ファンも共感

ロールパンナちゃんは子ども向けアニメのキャラながら、SNSでは大人の視聴者からも熱い支持を受けています。「ロールパンナちゃんの心の闇って、今思えばすごく深い」「子どもの頃は怖かったけど、大人になって見ると切なすぎる」「いつか、悪の心が完全に消えて幸せになってほしい」など、共感の声が多数。大人になってから見返して、「実は深かった」と気づく人も多いようです。

まとめ

ロールパンナちゃんは、メロンパンナちゃんのやさしいお姉さんでありながら、悪の心に支配されるという宿命を背負ったキャラクター。心の葛藤、愛する妹への思い、そして自分自身との戦い…そのすべてがロールパンナちゃんの魅力を形作っています。アンパンマンの世界において、ロールパンナちゃんほど深いテーマを抱えるキャラは他にいないかもしれません。ぜひ一度、改めて彼女のエピソードを見直してみてください。きっと、子どもの頃とは違った感情が芽生えるはずです!

チェンジくん
ナビゲーター
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