近年話題になっている作品『鬼滅の刃』鱗滝左近次の素顔が隠されているように、大人気漫画である『NARUTO-ナルト-』のははけカカシ顔が出されていません。そのため、ファンの間で、はたけカカシの素顔はイケメンだとされているようですが、本当なのでしょうか。
そこで今回は、はたけカカシの素顔はイケメンなのか、素顔のシーンや顔を隠す理由についても調査します。
「はたけカカシ」の素顔
はたけカカシは主人公・うずまきナルトやうちはサスケ、春野サクラが所属する第7班の担当上忍で、6代目火影を歴任していた人物でもあります。はたけカカシは写輪眼のカカシ、コピー忍者カカシという異名を持ち、作中でも屈指の実力者として描かれていました。
そんなはたけカカシは写輪眼である左目は額当てで隠し、目から下の部分をマスクで覆っていて素顔が隠されています。
イケメン過ぎた?
はたけカカシは初登場から目周辺しか顔が出ていないというキャラで、多くの謎に包まれていました。物語が進むにつれて過去の辛い経験が紐解かれていく中、遂に素顔が明かされる瞬間がありました。
気になるはたけカカシの素顔は、ファンの間で噂になっていたようにかなりのイケメンで、顔を隠している時とは違って優しい雰囲気があります。
また、隠されていた口元には、ほくろがありそこがまたカッコイイと言われているようですね。
「はたけカカシ」素顔のシーンはどこ?
はたけカカシは素顔が隠されているキャラでありながら、うずまきナルト、うちはサスケに次ぐ第3の主人公として高い人気を誇っていました。そのため、女性人気も高いキャラで素顔がイケメンということでより注目を集めましたが、どのシーンで確認することができるのでしょうか。
NARUTO展の入場者特典
はたけカカシの素顔が初めて公開されたのは、2015年に連載が完結した記念として行われたNARUTO展がきっかけでした。このイベントでは入場者特典として『新伝・風の書』が配布され、そこにたけカカシの素顔が描かれていたそうです。
そのため、当初は限られた人にしかはたけカカシの素顔は知られていませんでした。
『NARUTO 疾風伝』689話
はたけカカシの素顔が公開されたのは『新伝・風の書』だけではなく、2016年7月28日に放送された特別編・第689話でも描かれていました。
『NARUTO 疾風伝』689話はアニメオリジナルストーリーで、原作には描かれていません。そのため、原作だけを読んでいる人は見逃してしまっているかもしれません。この回の終盤で物陰に隠れていたはたけカカシがマスクを取ったり、メイクを落としているシーンがあり、そこで素顔を確認することができます。
ゲームにも登場
はたけカカシの素顔が明らかになっているのは、アニメなどだけではないようです。
実は、2023年11月16日に発売されたNARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズというゲームで、はたけカカシの素顔が公開されています。
『NARUTO-ナルト-』シリーズのゲームは、ストーリーを進めたり、特典などを用いて各キャラクターの衣装を変更させたりすることが可能です。それに伴い、本来は顔を隠しているはたけカカシの素顔を出したバージョンでプレイすることができるようになっています。
「はたけカカシ」が素顔を隠す理由
連載当初から隠されていたはたけカカシの素顔ですが、原作が完結を迎えた後などに公開されています。では、なぜはたけカカシの素顔はこれまで隠されてきたのでしょうか。
ファンの間でもはたけカカシの素顔について注目されていたので、隠されていた理由なども気になりますよね。
それでは、はたけカカシが素顔を隠す理由を探っていきましょう。
タラコ唇だから?
はたけカカシの素顔については、うずまきナルトたちも最初から興味を持っており、物語序盤でもマスクを外そうと画策していました。その際に、うずまきナルトたちははたけカカシが素顔を隠しているのは、唇がタラコ唇になっているからではないかと想像しています。
たしかに、ミステリアスでクールなはたけカカシがタラコ唇だった場合、ギャップが凄く、隠したくなる気持ちも分からなくもないです。
しかし、実際には、はたけカカシの素顔はイケメンなので、このことが理由ではないですね。
元暗部だから?
作中屈指の実力者であるはたけカカシは、うずまきナルトたちなどの担当上忍になる前は、火影直轄の暗部に所属していました。
暗部に所属する忍はお面を付け、コードネームが与えられて身元が分からないようになっています。そのようになっているのは、火影の警護以外に通常の忍が行わないような暗殺や潜入といったスパイ活動を行うからです。
なので、はたけカカシがその後も素顔を隠しているのは、過去の習慣だったり、暗部出身だったりということが関係しているのかもしれません。
幼少期のトラウマ?
はたけカカシが素顔を隠しているのは、幼少期のトラウマが関係しているからではないかとされています。
はたけカカシは第3の主人公と呼ばれるだけあり、幼少期の姿なども描かれてきました。そして、はたけカカシには伝説の三忍を上回る実力を持つとされる父・サクモがいましたが、誹謗中傷などによって自らの命を絶ってしまったそうです。
そのため、幼かったはたけカカシにも何かしらの酷い言葉が浴びせられたことが予想され、素顔を隠すようになってしまったのかもしれません。
忍者らしさ
あまり知られていないことですが、『NARUTO-ナルト-』の作者である岸本斉史先生が、はたけカカシが素顔を隠している理由を明かしていたことがあったそうです。
岸本斉史先生が、はたけカカシの素顔を隠すようなデザインにしたのは、忍者らしさを演出するためだとされています。初期段階では、ミステリアスさを演出するために覆面が採用されていたそうで、そこから現在の形に変化していったようですね。
たしかに、素顔が出ていないキャラクターの方が、忍らしさがあり、強者感もあるように感じられます。
まとめ
今回は、はたけカカシの素顔はイケメンなのか、素顔のシーンや顔を隠す理由についても調査しました。
素顔が隠されているキャラクターはトビを名乗っていたうちはオビトくらいだったので、よりインパクトが残るデザインとなっていましたね。
こういった細かい設定を知っていくことで作品を深堀することができるので、推しのキャラクターについて詳しく調べていっても面白いかもしれません。