インターネットが誰よりも身近な存在になっている現代において、セキュリティの脅威は世界的に深刻な問題を引き起こしています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、1月25日に「情報セキュリティ10大脅威 2023」という2023年の脅威 を公開しました。
今回は、具体的な脅威の内容と対策におすすめのセキュリティソフト3つをご紹介します。
2023年の情報セキュリティの脅威トップ10
個人への脅威として、次の項目が挙げられています。
- 1位 フィッシングによる個人情報等の詐取
- 2位 ネット上の誹謗・中傷・デマ
- 3位 メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求
- 4位 クレジットカード情報の不正利用
- 5位 スマホ決済の不正利用
- 6位 偽警告によるインターネット詐欺
- 7位 不正アプリによるスマートフォン利用者への被害
- 8位 インターネット上のサービスからの個人情報の窃取
- 10位 インターネット上のサービスへの不正ログイン
- 圏外 ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害
近年、スマートフォンを狙った脅威もかなり増えてきており、一層身近に迫って来ているのが分かりますね。
おすすめ セキュリティソフト3選
ここからは、動画配信サービス利用者向けのウイルス対策にも有効なセキュリティソフト3選をご紹介していきましょう。
①カスペルスキー
評価が非常に高く、性能で選ぶならこのセキュリティソフトです。全般的な防御力は業界随一なので、防御力の圧倒的に高く、初心者から玄人まで満足度も高いです。また、利用者目線で多彩な機能が搭載されており、ネット決済もしっかり保護してくれます。さらに、脆弱性を利用した攻撃から守る機能が充実しており、脆弱性に対する攻撃への保護や脆弱性のあるソフトの検知までしてくれます。
コスパも機能に対して高く、5台まで3年版だと月額350円程度とお財布に優しいのも魅力的ですね。
②ZEROスーパーセキュリティ(Bitdefender)
世界でもトップクラスの性能を持つ、Bitdefender製のエンジンを搭載した製品です。独自のAdvanced Threat Defense(ATD)は不審な挙動を検知し、ランサムウェアの脅威からデバイスを守ってくれます。
業界トップクラスのウイルス検出率と安定したパフォーマンスを提供してくれるのに、お得な料金設定で年間コストもリーズナブルです。
③アバスト
全世界で4億人以上が利用している、世界最大規模のユーザー数を誇るセキュリティソフトです。Mac、Android、iOSは無料版でも対応しています。
独自のスマートスキャン機能で、7つのチェックを他の作業と並行しながらでもひと目で把握ができます。また、2019年版から搭載されたAIは危険サイトを高い確率で検知。未知のアプリやフリーソフトの安全性もしっかり確認してくれます。
まとめ
スマートフォン1台で動画配信サービスを利用できる現代において、インターネットの脅威はさらに身近なものになっています。安心して動画配信サービスを利用するためにも、セキュリティ対策はしっかりと行ってくださいね!